数学界の神・望月氏「ABC予想」の歴史的証明。。は欠陥あり?! 若きフィールズ賞受賞者・ショルツ氏の反論

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数学界の神・望月氏「ABC予想」の歴史的証明。。は欠陥あり?!
若きフィールズ賞受賞者・ショルツ氏の反論

今日は
日本とドイツの教授がバトルしているという
数学界の話です。

ABC予想というのは、
「a+b=c」という最も簡単な方程式から始まる予想で、
1980年代に、
フランスのジョゼフ・オスターリ博士と
スイスのデイヴィッド・マッサー教授によって
発表された数論です。

そして、2012年に
京都大学の望月新一教授が、
500ページ以上にも及ぶ論文で
この予想を証明させました。
これは、世界的に
かなりセンセーショナルなことでした。

ところが、
この証明は長いばかりではなく、
未来からの、または宇宙からの証明と言われるほど
超難解だったことから、
現在でも、
証明を理解した「つもり」の学者は
世界で20人も満たないと言われています。
それも、その誰一人として
「この証明は正しい!」と自信を持って認めたり、
「○○の部分がエラーだから、証明は無効だ」
などと発言してきた数学者はいませんでした。
明白に言うと、
「誰も理解できない空想に満ちた謎の証明」だったのです。

さて、今年の初め頃、ようやく
この望月氏の「証明」がどうやら正しいらしい、
と学術誌に掲載されることになり、
数学の歴史を塗変えるほどの快挙に数学界は沸きました。
そして、Mr. MOCHIZUKIの名も数学史に刻まれる
、、、はずでした。

というのは、ここ地元、ボン大学の
30歳の若き教授、ピーター・ショルツ氏が
「この証明には欠陥がある」と待ったをかけたために
また数学界をざわつかせることになったのです。

ショルツ氏が単なる「若い教授」
なら話題にならなかったかもしれません。
しかし、彼は、
ドイツ最年少年齢、24歳で教授に就任しただけではなく、
今年、数学界のノーベル賞ともいえる
フィールズ賞を受賞し、
世界を牽引する数学者の一人となったのですから、
彼の発言が注目されたのは納得できます。

彼は望月氏の証明が発表された当時から
論文の「系3.12」で重大な思考エラーを犯していると
目をつけていましたが、
そんなことは、ベテラン教授たちがすでに見つけているだろう、
と若干24歳だったシュルツ氏は
特に言及しませんでした。

事実、同様に疑心を持つ数学者たちもいましたが、
「数学界の神のような存在」である
望月氏が唱える証明なのだから、正しいに違いない、
と触らず神に祟りなしの状態でした。

さて、今年の8月、
ショルツ氏は直接、彼の論意を伝えるべく
ジェイコブ・スティックス教授とともに
望月氏のいる京都を訪問しました。

結局、一週間の議論は、
平行線をたどり、結論に至りませんでした。
それぞれ確固とした信念があるのに、
お互いを説得することができなかったのは、
双方の主張の相違が大きかったのでしょうね。

しかし、今回、結果が出なかったにせよ、
世界の数学者がこの理解難解な証明を巡って、
意見をぶつけ合ったことは、
数学界のコミュニティーの
貢献と進歩につながったのではないでしょうか。

「数学」というものは、
素人では想像もつかないほど奥の深い、
理論とファンタジーの世界なのでしょう。
私たちの日常生活は、実は数学が溢れていますが、
こうした数学者たちの日々の研究が、
世界を豊かにしてきたのだろうと感じます。

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