戦争に備えてードイツの今後の立場は?

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世界の軍事費増加、冷戦後最高水準に

世界的に、軍事費がここまで強化されたのは
冷戦後初めてのことです。

ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の
2017年度の発表によりますと、

1位 アメリカ合衆国 6100億ドル
2位 中国 2280億ドル
3位 サウジアラビア 694億ドル

となっており、中でも米国は、
世界の35%にも及ぶ軍事費を占めています。

また、専門家によると、
実のところは、中国も
公表額以上に軍事に投資しているだろうとみています。

この後、4位にロシアが続きますが、
軍事の近代化をもっとも優先しているのにもかかわらず、
経済危機により、軍事費削減せざるを得なく、
昨年より20%減少しています。 

さて、日本とドイツはというと、
8位 日本 454億ドル
9位 ドイツ 443億ドル 
と仲良く並んでいます。

ドイツのフォン・デア・ライエン国防大臣は、
軍事費120億ユーロ増加を要請していましたが、
昨日、発表された2018年の予算案では、
2021年までに55億ユーロの増加にとどめるというもので、
ノルウェーと計画している潜水艦の購入などの計画は難しくなりました。

さて、
医師であり、7人の子持ちのフォン・デア・ライエン氏は、
メルケル後任と謳われてる、
2013年から現職のドイツ初の女性国防大臣です。

初めの頃は、あの線の細い体で、
男世界の過酷な国防大臣など務まるのか、
と懸念の声も聞かれましたが、
ここ数年は、すっかり板に付き、
立派に任務をやり遂げています。

そして、最近の彼女の厳しい口調からは、
世界の危機を非常に感じているように思います。

ドイツは戦後「積極的な戦闘」を避け、
徴兵制度もなくし、
話し合い外交を続けてきました。

しかし、
他のヨーロッパ諸国と連携していくには、
ドイツも姿勢を見せていかなければならない、
また、ドイツの地位を確保するためには、
自国を守るためには、
軍事力も持たなければならない、
という方向に徐々に向かって行っています。

平和を壊すことによって、
利益を得る国もある。
しかし、地球を考えた時に、
失うものばかりであると
考えなければなりません。

今度、先進諸国が積極的に戦争を始めたら、
もう修復不可能となるかもしれません。

世界の指導者の冷静な判断を願ってやみません。

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