解決不可能な外交課題 ー イラン核合意脱離から一週間

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解決不可能な外交課題
米国のイラン核合意脱離から一週間

この週末、オランダ、ベルギーを回ってきましたが、
1リットル1,70ユーロ(!)と、
ガソリン価格がどこも高騰していました。
米国のイラン核合意脱離が
私たちの生活にも影響を与えています。

イランとの外交をセーブしながら、
かつ、米国との対決を避けるために
ドイツとヨーロッパは何をすべきか。
これは、ほぼ解決不可能な課題だと言われています。

イランが核大国になることは、
中東諸国情勢を急激に不安定化させるばかりではなく、
全世界が脅威にさらされることになります。

これまで数十年に渡って築き上げてきた
欧米の友好関係を壊してはならない、
という独仏英の懇願にもかかわらず、
トランプ氏は「アメリカファースト」と貫き、
強硬な経済政策を示してきました。

このようなヨーロッパに対する侮辱は、
かつて、この数十年間であったでしょうか?

イラク戦争でフランスとドイツが参戦しなかった時、
ブッシュ大統領は、困難な情勢の中でも、
対独仏関係を壊すようなことはありませんでした。

しかし、トランプ氏は、
「米国かイランか。我々と共同体でなければ、敵である」
とヨーロッパに選択を迫り兼ねないでしょう。

ヨーロッパは、
トランプ氏の意に反して「イランを孤立させない」
という方針で一致しましたが、
ドイツ、フランス、イギリスだけでは不十分で、
ロシアと中国と共に防御していくことが必要です。
しかし、ドイツはロシアとの関係も容易ではありません。
イギリスもアメリカの前では、微妙な立場です。

トランプ氏は、
「ドイツはイランとの貿易をストップするべきだ」
と指図しています。
ここ数年、対イラン貿易は拡大し、
ドイツの機械業を中心にイランに投資進出しています。
それでも、
イランへの輸出額は30億ユーロ。
一方、米国への輸出額は1110億ユーロと
違いは一目瞭然です。

そのため、多くのドイツの企業は、
「米国との貿易を優先せざるを得ない」
と断言しています。
無論、ドイツ政府もアメリカなしでは、
ドイツの経済は成り立たない、
ドイツ経済界を守らなければならない、
ということを知っています。

このままでは、やはり、
トランプの思うがままになるのでしょうか?

今後、60日以内にイランは回答を出す、
と言われています。
この数日間、イランは、
まず、中国、
そして、ロシア、
最後に、ヨーロッパを訪ね、
話し合いが行われました。
この順番から見ても、
ヨーロッパはいかに権威がないかが伺えます。

ドイツの政治家が声をそろえて言っていることは、
ヨーロッパは「共同体」にならなければならない、
そして、
大国に頼っていくのではなく、振り回されるのではなく、
自立し、力をつけていくことが生き残る道だ、と。

今、世界情勢は、混迷しています。
日本の行方も気になります。

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