行方知れずのドイツ総選挙

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行方知れずのドイツ総選挙

今日で各党首は最後の街頭演説を終え、
いよいよドイツ総選挙が2日後に迫りました。

今回の選挙は
「どんぐりの背比べ」と言われています。

首相候補は
①CDU(キリスト教民主同盟)アーミン・ラシェット氏
②SPD(社民党)オラフ・ショルツ氏
③緑の党 アンナレーナ・ベアボック氏

3名の接戦は続いていましたが、
現在、アンケート調査ではショルツ氏が優勢を示しています。

それにしても、一体どれだけの国民が
SPDのショルツ氏を時期首相に想像していたでしょうか?

彼は地味な物静かな人柄で、
どこにでもいるような「とっつぁんタイプ」です。
ぼそぼそ話していると、よく聞き取れなくて
思わずTVのボリュームを上げなきゃ、と思うほどです。

彼自身、首相候補には乗る気ではなかったそうですが、
低迷しているSPD内では他に適当な候補者がいなかったので、
引き受けることにした、と言われています。

しかし、
ハンブルグの市長を経て、
現在の副首相兼財務大臣任務の仕事ぶりが認められ、
カリスマ性はなくとも、冷静に物事を判断できる人物として
評価されたものと思われます。

しかし、アンゲラ・メルケル現首相は、
16年守った首相の座を
まさか他党に奪われるかもしれない
などとは思っていなかったでしょう。

CDUラシェット氏は、
ただでもメルケルの後継人としては貧弱だったのですが、
豪雨の大洪水後の被災地で
シュタインマイアー大統領が演説をしている間に、
後ろでふざけ笑っている姿が映し出されてしまいました。

以後、彼の人気はがた落ち、
もともと「おかめ」の面のような顔をしているので、
どんなに真面目な顔で話しても、もう遅すぎます。

彼が言いたいコンテンツよりも、
こんなことで評価されてしまうなんて、
CDU党員ですら
姉妹政党のCSU(キリスト教社会同盟)のカリスマ的存在、
マルクス・ゼーダー氏を首相候補にするべきだった
と思っていることでしょうか。。

緑の党の若手ベアボック氏は、
演説で「革新!革新!」を連発していたように、
新風を巻き上げましたが、
選挙活動中に経歴詐欺が発覚したこともあり、
当初の勢いはなくなりました。

若い女性が活躍することは頼もしく、
応援したい気持ちになりますが、
経済国のドイツとしては
気候変動対策ばかりに焦点を置くことで
政治家として経験が浅い彼女には
首相の地位は荷が重いと感じます。

アンケートによると、
未だどの政党に一票を入れていいのか迷っている国民が多いとのこと。
予想外の大どんでん返しもあり得ます。
選挙後の連立交渉も難航しそうです。
ドイツの行方がこれで変わっていくのかと思うと、
国全体が落ち着かない週末になりそうです。

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