2018.07.20
カテゴリ:政治・経済
歴史的協定! 日欧EPAに調印
歴史的協定! 日欧EPAに調印
本来なら。。。
EUはアメリカとの自由貿易を
熱望していたのですが、
トランプが大統領になって以来、
見通しは暗くなり、
日本との自由貿易に矛先が向けられました。
とはいえ、すでに2013年から検討されていたことで、
この急速な展開は、
アメリカの保護貿易に対する見せしめとも
言われています。
トランプ氏の考え方のように
利己的に自国の利益ばかりを優先視するのではなく、
日本とヨーロッパが一体となって関係を築くことが
双方にとってどれだけの値があることか、
今後、その模範を示すことができたらいいですね。
さて、ドイツのマスコミでは、
EUにとって日本はなぜ興味深い国なのか、
と問われています。
まず、アメリカ、中国に次ぐ
世界第3位の経済大国であること、
1億2千7百万人の人口があること。
それにより、
日本へ食料品の輸出だけで180%増になると
見込んでいます。
日本で80%を輸入に頼っているチーズは、
最大30%まで安くなる模様。
ヨーロッパでは乳製品を作りすぎているので、
お互い、嬉しい悲鳴です。
双方の企業や消費者に恩恵が及び、
お互いの経済を底上げできるようなEPAを
目指してほしいですね!